2003/8/21th
阪大夏合宿(参加日)
今年は事情が事情なので参加を直前まで悩んでいた。で、結局金銭的な問題もあり、木曜から一部に参加することにしたんだけど、そう決めたのが火曜の深夜。合宿は水曜から始まるというのに。メールを送ったけど水曜の深夜になっても返事は来なかった。いくらなんでも遅すぎたか。それでも行くと思い定めた心は昂ぶってしまって収まりがつかない。18切符も買ったし、とにかく行くだけ行ってみよう。駄目なら帰ってくればいいさ。みんなの顔を見るだけでもいい。
ということで木曜日の早朝、でかいリュックを背負ってJRに乗り込む。平日なので、京阪神の中心部を通勤ラッシュの時間が来る前に抜けてしまう必要があったから。目的地の富士宮までは接続がいいので大体7時間ほど。長時間鈍行に揺られていると、あらためて日本は進んだ国だと思う。清潔で明るく新しい車両、行き届いた保線、安心して乗っていられる治安、さほどでもない乗車率。これなら数時間乗るのなんて楽なものだと思う。海外基準が残っているうちだけの思考なんだろうけど。
静岡県に入った時、運営者は火曜日から運営のために先乗りしてるんだから、メールチェックができてなくて当然だということに今さら気付いた。慌てて合宿先の電話番号を探し、次の乗換駅浜松で電話を掛ける。が、皆山に行ってていない由。仕方ない。やはり行くだけ行ってみるか。富士で身延線に乗り換え、午後三時過ぎに富士宮着。
バスで白糸の滝方面へ30分程揺られ、西の家到着。皆はまだ山から帰ってきておらず、宿の人しかいない。仕方ないのでしばらくあたりをぶらつく。雲がちではあるが、富士山も見える。
4時前にみんなが帰ってきた。懐かしい顔がいっぱいだ。約一名を除き、帰国後初めて会う。誰にも知らせていなかったので当然だけど、口々に「なんでここにいるんだ」「参加するなんて知らなかったぞ」と言われる。さあ、どうなるか。宿泊担当の宜保くんに話してみると、なんとかいけるそうだ。ごめんよ、ありがとう。え、いつまでいるかって? 明日だけ山に入って帰るつもりだから、一泊か二泊ってとこかな。
この段階で来ているOB(阪大杯運営者は除く)は谷垣さん・中原さん・藤生さんの3人。なるほど。とりあえず学生部屋に挨拶をしに行く。2年ぶりなので忘れかけている人もいるし、何より一・二回生はこれが初対面だから覚えないと。合宿に来た一番の目的はこれだし(今回来ている阪大・外大の一回生は二人、二回生は四人だとか。寂しいな)。とか思っていたのに、気が付くと高校野球を見ながらO次郎と野球談義に没頭してしまっていた……。
夕食を終え、夜のミーティング。この雰囲気、久しぶりだ。昼のメニューには参加してないので話題に付いて行けない。近くにいた奈良女の一回生、水野さんに地図を見せてもらう。昼は藤生さんと組んで回ったそうだ。
8時半、ミーティングが終わり、夜のレクメニュースタート。今日はナイトOという名のきもだめし。定番だなあ。奈良女の2回生新人、中西さんとペアに。メモリーOで神社、墓、廃車を回り、ポイントではクイズがあるというコース設定なのはいいんだけど、驚かす役の二回生、気合が入っていたなあ。かなり本気で驚いてしまったよ。
今夜新たにやって来たOBは、植田と今田の二人だった。
2003/8/22fr
阪大夏合宿(ランオブ日)
今日のメニューはまずおとり欠け、その後各種ショートコース。を、基本的にランオブで。
こういうメニューは合宿くらいでしかできないから楽しみだ。僕と組むことになったのは奈良女の新人二人、一年生の水野さんと二年生の中西さん。おいおい、今年は奈良女の新人はこの二人だけなんだろ。明日は奈良女杯があるというのに、僕なんかに預けてしまっていいのか。
春もあまり山に入ってないとのことだったので、地図読みの基本から説明しつつ回っていくが、二人とも本当に初心者なんだな。正置とコンパスセットがごっちゃになっていて、正置をしてもらうといきなりコンパスを振りにかかっている。正置・リロケートが一番先なんだよぅ。その技術は自分の現在位置がわかっていて、使うべきかどうかを判断できてからでないと役に立たないんだよぅ。ともかく正置を主眼に説明しながらまわっていく。
至るところで正置の練習をしてもらっていたら時間が経つのは当然で、2.5キロのコースに3時間もかけてしまった。ラスポ前で様子見というか捜索に追ってきた運営者に追いつかれるし。最後の方は二人とも疲れてしまったようで、ごめんなさい。集中力が続く程度で終わるべきでした。
昼食後、午後メニュー。今度は一人で回るかどうしようかと考えていると、伊藤さんが声をかけてきてくれた。コントロールピッキング2のコースを一緒に回る。伊藤さんはあまり走らずにじっくり回る方らしく、いろいろ話しながら行く。と言っても新人ではないのであまりああだこうだ言う事はない。コース中に小さな窪地・こぶが密集している微地形地帯があり、そこはイメージしにくかった。こういうのは慣れが必要だなあ。一年以上遠ざかっていたという以前に関西ではこういう地形はないし。
気がつけば撤収時間になっていてコースを最後まで回れなかったけど、練習にはなったしまあいいか。
今夜帰るという選択肢もあったけど、明日帰ることにした。せっかくだから、今夜以降に続々とやって来るOBに会いたいし。そして夜。明日の阪大杯に備え、OBも増えてきた。明日走らない気楽さから、学生ややって来たOBと深夜まで話しこむ。みんな懐かしい。秋田からやって来る中尾には毎度ながら頭が下がる。最後、深夜二時半過ぎに寺岡車が到着したのを出迎え、寝る。
使用地図『桑崎Kazaki』 1:10,000 等高線間隔5m
おとりかけ 2,530m
コンピ2 2,270m
大会参加記・2003年度・夏
大会参加記・2003年度・春
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