大会参加記・2001年度・冬
大会参加記・2001年度・冬

2001/12/23
ウェスタンカップ
91

●久々、前泊なし
 今日の会場は三木。久々の兵庫県内のレースです。おかげで今日は家から出掛けられます。いつも前日から泊りがけなので、こういうのは嬉しいですね。
 朝起きて、自分で運転して会場へ向かう。途中の神鉄樫山駅で尾島、佐藤、木村の阪大生3人をピックアップ。いつも乗せてもらうばかりだから、たまのこういう機会に恩を返しておかないといけません。相手は違うけど(^ ^; んで、三木ホースランドパークへ。

●初登場、チーム「野武士の会」
 今日のウェスタンカップはリレーの大会なので、当然、チームを組まないと走れません。当日ふらっと行って欠員の出たチームで走ることもできますし、どこにも所属してない者としては、それが基本戦略なんですが、今回は事前にエントリーは済んでました。
 チーム名は「野武士の会」。メンバーは僕と太郎、そして谷村。
 解る人だけ笑ってください。
 一部の人達にはドリームチームと言われてしまうほど、昔から言われていたチームメンバーでしたが、今回始めて実現しました。三人とも出身地も出身大学も違うもんですから、なかなか機会がなかったんです。

 さて、レースの方は、僕はアンカー、3走です。とか言うと格好よさげですが、単に速い順に並べただけ(^ ^; 谷村がやや飛んで、太郎が結構飛んで、それでもウムには余裕を持って僕の番です。
 まあ、リレーらしくコースの半分以上が走りっぱなしだったので特に言うことはありません。ただ、地図に表記された通行可能度より大分ヤブく、うっかりすると突破に時間のかかるヤブ地帯に突入しがちでした。この辺の地勢から言って仕方ないのですが、B、Cヤブの緑はもっと濃い色の方が良かった気がします。
 今回面白かったのは、ビジュアル区間を過ぎた後、14番から15番へ向かうルートで、川底を走ったところです。冬場でほとんど水が上がっていたからできた技ですが、両側は背丈以上の土崖で、足元は川底の砂利。予想外に走りやすく、新鮮な体験でした。でも、帰ってから聞くと、コンタ気味に回った人もいたようで、どっちがベストだったんでしょうね。

●ライバル宣言
 今日のレース中、阪大OBの梅本と途中併走する感じになりました。タイム的にも僕と似たような感じだったので、帰りの車の中でライバル宣言をしてくれました。ありがたい話です。これからは、梅本をがっかりさせないように、少しはスピードを意識して走‥‥れるといいなあ(汗

使用地図『エオの森』 1:10,000 等高線間隔5m
Stayer-Z 6,300 up190


○いつものミニギャラリー

毎度毎度、よく集まってくるものです いやほんと。
会場風景。いつもより人が多いです。さすがリレー。

会場自体が高いとこでしたから。見た目より起伏はあります。 本来は馬が通るコースだとか(^ ^;
テレインの遠景とビジュアル区間。まんま晒し者ですな(^ ^;

タイムスタートがほとんどのオリエンでは、リレーでもないとこういう風景は見られませんからねえ。 けど谷村、へばってます(^ ^;
スタート前とレース中。谷村頑張れ(^^)/

2001/12/9
西日本大会
91

●ね、眠れん‥‥
 広島での投宿はこれまでずっと、「ホテルニューヒロデン」でした。ここには全く文句はなかったのですが、太郎が違う宿を試そうと、「ホテルオ○○ラ○○」という違うホテルの部屋を取ってきました。しかし、これが失敗。
 ダブルの部屋を取ったはずがシングル2室になってるし、宿泊料金からして「ホテルニューヒロデン」と同じランクのホテルだと思っていたら、無料駐車場はないし、作りもなんか古臭く、明らかに安普請。

 仕方がないので夜10時過ぎまで町をぶらつき、一時間ほど太郎の部屋でだべってから自分の部屋に戻って寝たのですが‥‥
 深夜1時ごろ、なにやらうるさくて目が醒めました。騒音の主は壁の向こうのようです。そう、隣の部屋の音が筒抜けだったのです。民宿じゃなくて、ホテルですよ? 安普請、ここに極まれり!
 声の様子からして、どうもカップルのようです。大声で騒いでいるわけでもないので文句も言えないし。それでも、うるさくってうるさくって、もう‥‥
というか、始めてしまったんですわ(汗
会話がまる聞こえです。
聞きたくないのに。
早く寝たいのに。
聞いてる方が恥ずかしいんですが。

しかも長い。何時間やってるんだ。
会話が聞こえるくらいですから、物音もまる聞こえでして。
勘弁してください。
もう許して下さい。寝たいんです。

と言うわけにもいかず、悶々と……。こんなもん、
 寝れるかボケェ!!(血涙)
 しかも3回戦に突入してたし‥‥(その辺で無理矢理寝ました)
 ‥‥次からは変な冒険心を起こさず、今までどおりの宿にしよう‥‥

●警察一杯
 というわけで、あまり眠れないまま朝を迎えてしまいました。広島テレインですからタフなコースで当然なのに‥‥
 とにもかくにも会場である向原に向かいました。
 途中のポプラ(中国地方で強いコンビニ)で朝食を確保して向原入りしてみると‥‥
 な、なんですかこの警察官の群れは?
 スタートへのバス発着場周辺に展開する、10人近くの交通整理のお巡りさん。駐車場係に警官が立ってるのを見るのさえ珍しいのに、何でまたこんなに。
 謎だ‥‥。

●さすが広島
 それはともかく、会場に行ってみると、なじみの顔、懐かしい顔がおっぱい、いや、いっぱい。中でも、中国地方に行かないと会えないのが室と新見さん。懐かしい。今日はOAらしい。まあ、今日のM21Aを知ってしまうと、それで正解としか言えないわなあ。
 さて、スタートへバスで移動し(珍しい。レースのためのバスなんて、記憶にないぞ)、いざスタート。
 ‥‥いや、参りました。予想はしてたけど、タフでしたわ。
 けど、面白かった。ものすごく。
 一つ一つのレッグがうまく配置されており、「このレッグは‥‥あ、なるほど」「これはこっちとこっち、どっちがベストだ?」 などと、考えることの心地よさを堪能できました。同じ公認大会でもこないだの東日本と比べたら‥‥(これ以上は言わぬが花)。
 1番から2番へ行く時、北斜面の激沢を詰めた後、南斜面のB、C薮に覆われた尾根を南へ斜めに下り、A地帯に出てからコンタリングで三つ目の尾根上の岩にあるというレッグを読んだ瞬間、「これは面白い!」と嬉しくなりました。そしてその思いはレース中ずっと、裏切られることはありませんでした。
 もう一度声を大にして言いたい。
 
面白かった!

 ただ、タフなコースということで、走力のない僕には時間がかかりました。しかも間の悪いことに、前夜あまり寝れてなかったこともあり、ガス欠にはなりませんでしたが、ややオーバーヒート気味でした。SICで痛めた膝の痛みがぶり返してきたこともあってあまり走れず、結果、3時間40分もかかってしまい、ゴールしたのは午後2時20分。ゴール閉鎖10分前でした。これで2日連続ラストゴール(爆) こういうのも珍しいよなあ。
 ゴールから会場までのバスが全て終了してしまっていたため、役員さんの車で帰ってきました。会場は、ほとんど人がいなくなっており、閑散としてました(^ ^;

 昔からそうだけど、広島の大会は工夫を凝らしていて質が高いなあ。今回でその思いを一層強くしました。


使用地図『向原』 1:10,000 等高線間隔5m
M21A 8,300 up595


○ちょっとギャラリー
室&新見さん
 本文でも触れた、中国地方の大会でお目にかかる阪大OBです。
帰って来た時にはすっかり人気も絶えてました
 会場風景。

2001/12/8
広島大大会

 今年の広島大学大会は、いつもと違いました。
 例年、12月の最終週か1月の第1週に山口大学大会とセットで開かれることが多かったのですが、今年は12月上旬、山口大学大会とは別開催、しかもパークO。
 やはり公認大会が広島で開かれる影響なんでしょう。いろいろ工夫していますなあ。

●遅刻する定め

 例によって例のごとく、太郎の車で行くことになっていたんですわ。
 今年の広大大会はパークOのため、幸いにして午後かなり遅くても受付をしてくれる模様です。そこで、当日広島入りする計画を立てていました。
 太郎は名古屋で働いているので、前日の夜11頃に確認の電話を入れたところ、
「今、垂井の家を出るところだ。今日は京都の実家に泊まり、明日の朝9時ごろに君を収容する予定」
 彼はここ最近、仕事に追われあまり休んでいない模様だったので、この言葉はかなりうさん臭かったのだが‥‥

 翌朝。
 ‥‥やっぱり来やしねえ。
 結局、9時40分に掛かってきた電話は
 「今から京都の家を出る」
 ま、予想通りではあります。

 なんだかんだでようやく太郎のホワイトレガシーに乗り込んだのはいいものの、既に昼近く。広島までは4時間近くかかるはず。しかし太郎曰く、
「受付は3時半までやっとるから大丈夫や」
 との事なので一安心。普通の大会なら、3時半なんてゴール閉鎖さえ終わってる時間なのに、さすが、広島は一味違う。
 途中、ピットインに失敗し、結局昼食を取ったのは福山SA。しかし、ここの麺類とパンはおいしかった。また機会があったら食べよう(^^)/
 福山SAを出たのが2時過ぎ。この調子だと3時半には余裕で間に合う見通しだった。
 が。
 念のためにと思って要綱を改めてみると、受付時間は3時までとなっていました。3時半というのは最終スタート時刻。
 おいおい、話が違うぞ。今からだと、急いで行って、ギリギリどうかといったあたり。ともかくも、急いで広島中央公園に向かったのでありました。

 広島市に突入して中央公園に向かう。カーナビがお馬鹿で使えんルートを勧めてきやがるのに耐えつつ、どうにか中央体育館地下駐車場に車を入れたのが3時ちょうど。
「これなら、何とか走らせてもらえるかもしらん」
 と、一縷の望みを抱いて飛び出したものの、ここで新たな問題が。
 
会場はどこだ。
 要綱には「ハノーバー庭園付近(中央公園内・広島市民球場北西側)」としか書いておらず、広島市内はお好み焼屋と電気屋、旧広島大学にしか行ったことのない2人にはさっぱり解りませんでした。
 城の周りまで足を伸ばしても、ランナーは見かけても会場らしきものはありません。チャンプ松澤にレース中に聞くわけにもいかないし‥‥。結局、会場にたどり着いたのは30分後でした。広島球場のすぐ外。なんだ、駐車場から出てすぐだったんじゃないか。逆方向を探してました。

●ありがとう、広大の皆さん
 半ば意地になって会場までたどり着きはしたものの、最終スタートさえ終わっている時間。走れるはずもなかったのですが、運営に駆り出されていた広大OBの森本が、
「すぐ出るんだったら走れますよ」
 と言ってくれました。ありがとう!
 コースは3400、アップ約5 の公園コース。はっきり言って、走るだけです。体育館脇の道路を、城跡公園の中を、地下通路を、ひたすらに走りました。この僕が21分でゴールできるあたりでどんなコースか解ってもらえると思います。パークOは初体験でしたが、確かに感じがかなり違います。面白かった。

 何はともあれ、遅れたにもかかわらず、便儀を図ってくれた広島大学のみなさん、どうも有り難うございました。(って、ここを見てるはずもないんだけど(^ ^;)

使用地図『広島城・中央公園』 1:5,000 等高線間隔2m M2コース3400m


色々な運営スタイルがあるわけです。
 運営風景。こう見ると練習会みたい‥‥(^ ^;

バックスクリーン。思ったより小さい レフトスタンド裏。
 広島市民球場のバックスクリーン(^ ^;

トップへ  オリエントップへ