大会参加記・2001年度・夏
大会参加記・2001年度・夏

2001/8/27
阪大夏合宿(帰宅編)
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 何時に寝たかよく覚えていないが、とにもかくにも起床。

 学生連中のほとんどは18切符で帰るらしい。僕もそうしたいのはやまやまだが、あいにく社会人なもので、翌日には仕事がある。夏休みを多く取ったが、さすがに疲労回復のためにもう一日取るのは無理があるもので(^^ゞ
 そこで、往路と同じく、リッチマンコースで帰播することに。学生達は普通列車の接続待ちでのんびりしていたが、特急接続だとさらに一時間前でも乗れる。残っていたOBの梅本に車に乗せてもらい(感謝m(_ _)m)、同じように帰る小城とともに、小淵沢へ。
 塩尻までは普通列車、その後は特急、新幹線、高速バスと乗り継ぎ、午後6時頃帰宅。

 行く前は、正直いかがなものかと思う面がないでもなかったけども、行って良かった。
 自分では年を取ったつもりはないが、それでも先の見えない、ただ膨大なだけのルーチンワークに埋没している毎日の中で、知らず、新鮮さ、熱、そういったものが封緘されていっていた。久しぶりに学生の中で寝起きしてみると、そのことを思い知らされた。朱に交われば赤くなる、どうせならいい朱に染まりたいものだ。

 来年以降も、機会があれば是非参加したい。

2001/8/26
阪大夏合宿(井上杯リレー編)

 案の定と言うか、古家後は二日酔いで潰れていた。
 昨日、一番飲まされてて、真っ先に潰れてたもんなあ‥‥。OBなのに‥‥(^^ゞ
 ‥‥4走にしておいてよかった。走るまでに、少しは復活してくれるだろう。

 長いように思っていた合宿も今日でメニューは終了。井上杯リレーを残すのみ。
 今日のテレインはもちろん、合宿所を中心とした『八ヶ岳レジャーセンター』。
 レース全体で見れば、1走にLコースの久保パックを狙ってか、同じくLコースを走るバカ足ランナーが二人いるのが要注目。コースパターンが同じであれば、パック成功でレース展開が凄いことになる。
 ちなみに、寺岡は今日もやはりサンダルで走る模様。てか、靴がないらしい(^ ^;
 わがチームは、1走の河内谷さん次第。彼女がそれなりに帰ってくれば、何とかなるかもしれない。心配は、1走でMLを回るのが彼女一人しかいないことかな。マイペースで回ってくれれば‥‥
 とにもかくにも午前10時、レーススタートです。
これだけ見ると、なんかの捜索隊みたい。
1走のスタート風景。ジャンパーを着た人がいるのが、いかにも合宿のレースらしい(^^;

 ‥‥
 10時30分‥‥
 ‥‥
 11時‥‥
 ‥‥
 11時30分‥‥
 ‥‥おーい、河内谷さぁぁん‥‥
 早いチームは3走がスタートしているというのに、河内谷さんが帰ってこない。
 どうしたのかとさすがに心配になりかけた頃、ラス前ラジコンから連絡が。CCをロストして、探していたらしい。確かに、チェックカードがなければ完走は出来なくなるが‥‥。事故ばかりはどうしようもない。河内谷さん、お疲れさま。
 
 撤収は確定したが、藤生さんはコース最高タイムで帰ることをモチベーションに、河内屋さんのタッチを受けて、スタートしていった。僕も、せっかくなので藤生さんの帰還を待ち、タッチを受けてコースに出た。
 なんか。なんか悔しい。ので、できる限り走ってみることにした。足のことは気になるが、それでも足場のいいところなら駆け足くらいは出来そうだ。それに、このテレインは昔の合宿で何度となく走っているので、大体の見当はつく。ついてしまう。それでも小さな沢をパラレルしてしまうが(なまってるぞ、自分)、そこそこのタイムで帰還。

 ポスト撤収を終え、風呂にも入り、だらんとしていると、なにやら学生のみでミーティングをするらしい。何もすることがないので覗いてみると、インカレのリレーエリートの決め方についての話し合いだった。なるほど、確かにOBには関係ないわ。
 それにしても、在籍はしているけど熱心ではない者について、どうしたらいいかという話題、10年前も全く同じ内容で討論してたぞ(^ ^; 阪大OLC、変わってないなあ(^ ^)

 そして夜の大コンパ。やはり楽しい。
 一回生よりも上回生のほうが潰れていたりしたが(^ ^; 詳細は省くが、障子を破るのはやめよう。あと、無理矢理フェイスペインティングも(^ ^;

 ところで、大コンパ参加者の中で、もしかして僕、最年長ですか?(^ ^;

2001/8/25
阪大夏合宿(阪大杯編)

 阪大杯(奈良女杯)。どこの合宿でも行われているであろう、合宿参加者内でのチャンピオンを決めるレースである。テレインは『AMIGASA』。山梨テレインにしては傾斜のきついところである。

 まず学生を走らせ、次いでOBがスタート。
 僕は足首の故障のため、今日も完全な歩きで回ることにする。5500m、アップは200m。正直、三時間を切るのはきついだろう。
 自分のことはさておき、今日目を引いたのは寺岡だ。靴を持ってきていないため、なんとサンダル履きでコースを回ると言うのだ。これを自殺行為といわずしてなんと言おうか(爆)。
 が、実際に走る前、サンダルをテーピングテープで補強・固定し、指先もテーピングでガードすることを思いついたため、かなりましになった模様。素のサンダル履きで回っていたら、大惨事が発生していたことであろう(^ ^; こういうネタが出てくるのも、いかにも合宿らしい。

 さて、レースのほうは、マップの中央部に巨大な立ち入り禁止区域が。伐採が始まってしまったため、立ち入り不可能とのこと。ま、それなら仕方ないか。
 コース自体は傾斜の急なところを使用しているため、スタートをできるだけ高い位置に設定し、スタートしてからも上がるだけ上がらせ、その後ひたすら下らせるレイアウト。まあ、これ以外だと荒れるからこうなるだろうなあ。
 大きな尾根沢の中にぽつりとある岩石を見つけるようなレッグもあるが、完全徒歩の僕には敵じゃない(^ ^; 特筆するようなネタもなく、思わず自画自賛してしまうほどのルートプランニングで順調にゴール。だが、走らなかった代償として、タイムはべらぼうにかかってしまった。182分(^ ^; トップの藤生さんは63分だと言うのに(^ ^; 約三倍かぁ‥‥

 この夜は恒例の花火がありました。こういう年中行事は変わらないなあ。ま、花火をあえて辞める理由もないわな(^ ^;
花火1 花火2。フラッシュを焚くべきだったか。
フラッシュを焚かないと写りが悪いなあ。

 夜はお決まりのミーティング。今日の講評、明日の井上杯リレーのリレーチーム発表。
 しかし、ここで問題が。僕のチームの面子が、なあ。まず、阪大杯OBの部一位の藤生さん。これはいい。次いで僕、古家後、外大2年の河内谷さん。このメンバー紹介があった時、笑いが起きることで推して知るべしである。
 しかし、まずい。僕は歩くことしか出来ない。この面子では、走れるのは藤生さんだけである。四人中、半分は普通に回れる者がいないと勝負にならないのに。
 ちなみに、井上杯リレーで下位のチームにはポストの撤収作業が待っている。OBが三人もいるチームが撤収かぁ!?
 コースは長い順に、L・ML・MS・S。結局、1走ML河内谷、2走L藤生、3走MS僕、4走S古家後という組み合わせになる。河内谷さん、ごめん。チーム内唯一の女性は通常、一番楽なSを走ってもらうものなのだが。頼りは古家後の撤収したことないジンクスくらい。うぅ、不安だァ。
 ちなみに、これもトトカルチョの対象になっている(^^;

 深夜に入り、プレコンパが始まる。運営者側が企画している明日の大コンパは日曜の夜のため、今日しか飲むチャンスのないOB主導で勝手に行うコンパなのだが、近年、OBに激しいのが増えたのか、こちらがメインと言ってもいい暴れ具合になっているらしい。
 古家後が潰されていくのを横目で見ながら、明日のレース展開を予想していたが、それにも飽きたので、コンパにちょこっと参加。小城の酒マンことポンちゃんには大笑いさせてもらいました(^^)/

 別の部屋でコンパをしていた埼玉大学の乱入があったりして盛り上がっていたが、明日のことを考え、早々に退散。

2001/8/24
阪大夏合宿(ランオブ編)

 今日は朝から合宿メニュー。
 明日、明後日の2日間は阪大杯・奈良女杯、井上杯とレースばかりなので、いかにも合宿らしいメニューは今日くらいのもの。

 バスに長いこと揺られて着いたのは、長野と山梨、両県にまたがって作られている『甲信八ヶ岳高原』マップの真ん中上方。広場ですらないただの山の中がスタート&ゴールだというのが、いかにも合宿らしい。

  ランニングオブザベーション。略してランオブ。ペアでコースを回り、一方が回ったルートをもう一人が評価し、コメントする。言ってみれば、自動車教習所での教習生と教官のようなものだ。
 僕は久々に出てきたので、今日はランオブとは離れて一人でのんびり回ろうかと考えていたのだが、意外にも僕にも二人、新人が付くことになった。柄澤と鈴木の二名。もちろん言葉を交わすのは初めてだ。柄澤くんはワンゲルと掛け持ちしているとのこと。
 ラインO2コースとポイントO5コースが用意されており、一本目はラインを回り、その後は自由にしていいというもの。我々は短いほうのラインを回ることにした。
 ラインOというのは、通常行われるポイントOが、ポストのある場所を示されていて、そこに至るルートは自由なのに対し、競技者が回るべきルートは示されているが、ポストの場所は示されてないというもの。パック等が発生しやすく、前の走者を追いかければ済むなど、大会では使用されにくいものの、偶然に頼って進むわけにはいかないので、合宿のメニューに組み込むのは効果的でしょう。(とか偉そうに言っているが、自分達が運営した時にはしなかったし、実際に走ったのも片手で数えるほど(^ ^;)
 
 いざ実践。とりあえず一回生の練習のためのメニューなので、あまりにとんでもないことになるまでは何も言わずについていくことにする。
 案の定、いきなり外れていく。スタート地点である道の分岐から西へ30mほど入った所にある岩を見つけられずに突き進んでいく。あのー、岩は沢を落ちきる前にあるんですが、沢を軽々突破しても足が止まらないのは何故‥‥? 収拾がつくうちに二人を止めて聞いてみると、案の定、沢が見えていなかったとのこと。いかにも新人らしいミスに、ちょっと感動してみたり(^ ^;
 まあ、この後もこんな調子でどうにか回ってきました。詳細なアナリシスは地図を示した上でないと無理なのでこのへんで止めておきます(そうしているページはいくつかあるけど、やり方が分からん(^ ^;)。けど、ポストは5個と聞いていたのに、6個見つけてしまったのは、どこか余計なところを回ったんでしょうな(^ ^;
 
 この後、ランオブでポイントOを一つ回ってから昼食を取りました。午後からはどうしようかと考えていたら、今度は一年生数人がそれぞれ独力でコースを回ってみたい、ついては僕にも同じコースを回ってコメントをしてくれと言うので、一年生達が全員出てから15分後に出発。足首が怖いので、駆け足すらない完全な歩きで。
 それでも約900m先の一番ポストで追いついてしまうのはいくらなんでも困るんではないか?(^ ^; 

 そんなこんなで練習メニューも終わり、合宿所に帰還。夕食後のミーティングで改めて聞いてみると、やはり地図読みがまだまだ難しい由。地図の立体視ができるようになれば、かなり違ってくるんだがなあ。

 そして夜のお楽しみ、阪大杯・奈良女杯の出走者紹介&トトカルチョ(^ ^; いいなあ、僕が学生の時にから変わらず続いている。
 しまった、記録しておけばここでネタに出来たのに!

 明日の阪大杯に備え、OBも増えてきた。
 そして、今日も夜は酒盛り。OB部屋には学生も一杯、一年生も過半数がきていた。時代は変わった。僕の頃は、「新人みたいに酒の飲み方を知らん奴に、飲ませられるか!」と言われ、とてもじゃないが参加できなかったというに。

 OB部屋、布団の数が足りるかどうかまで来ていた。結局ドラえもんは出たのか? 

2001/8/23
阪大夏合宿(移動編)

 今年の阪大は、小淵沢近郊、八ヶ岳レジャーセンターを定宿としての合宿です。

 オリエンをするのは、1月21日の中日東海クラブカップリレー以来、約7ヶ月ぶり。
 しかも、時間が取れず、それ以来、1kmだって走っていない(威張って言うことか(^^ゞ)。挙句の果てには、古傷の足首捻挫をど派手にやってしまい、医者からは足首の腱が一本切れていると言われている始末(日常生活には支障はないらしいけど、これからは踏ん張りが利かないのも事実。体重を落とす必要性がさらに強まったし、手術も検討したほうがいいのかなあ)。

 オリエンテーリングの夏合宿に参加するのは、同じく八ヶ岳で行われた前々回の阪大合宿以来、かれこれ五年ぶり。
 体力がどれだけもつのかももちろん、果たして何人の学生が僕を知ってくれているか、大いに不安。「なんか知らんけど、先輩らしいで」みたいな扱いを受けたらどうしようと、正直不安でした。ま、じきに杞憂だったと分かるんですが(^ ^;

 当日、準備に手間取り、遅くとも11時前には家を出るはずが、昼過ぎになってしまう。
 ウチから大阪方面に行く際の常道手段は高速バスである。バスの停留所(家から約5km)まで行くのに通常なら自動車なのだが、四日間も停めておける駐車場がなく、買いたての自転車でそこまで出向くことに。

 これが失敗。サスペンションが効きすぎてダンシングしようとしたらその力まで吸収してくれるわ、27段変速なのに一番重いギアですら昔の通学自転車(6段変速)の4段目程度しかないわ、折りたたみ自転車なので荷台がないから全て背負わなければならないわでもう大変。えーい、この役立たずがあ!
 やはり試乗してから買わないと。ブロンプトンにすればよかった。

 それでもなんとかバスに乗り、新大阪駅へ。この時点で既に午後二時過ぎ。普通では今日中にたどり着けないので、新幹線と特急を乗り継ぐリッチアクセスを決行。小淵沢に到着したのは夜八時過ぎ。

 駅から合宿所である八ヶ岳レジャーセンターまではかなり距離があるので迎えの車に来てもらうのを待つ(実はこの部分を省略するために自転車を持って来ようかとも考えていたのだが、あまりの重量と嵩高さに辟易して、新大阪駅で手荷物預かり所に預けてしまっていた(^ ^;)。部長の吉村に連絡すると、他にも夜到着する者がいるので、彼らと合流するタイミングで迎に来るとのこと。時刻表を見ると、次に列車が到着するのは午後九時過ぎ。もしかして、塩尻からこっち、普通列車で来ても同じだったんじゃないか?(A:その通り)

 そんなこんなで合宿所に到着したのは夜十時ごろ。丁度肝試し兼用のナイトOが終了したところだった。

 今晩の段階で合宿所にいた顔見知りのOBは、古家後、山本幸一さん、桐田さん、谷垣さんの4人。(だったと思う。あ、阪大杯運営者もOBか。)ま、木曜の夜だし、こんなもんか。夜、ちっとだけ酒盛りのようなことをして寝る。あああ、手土産が名古屋で買った720mlの日本酒一本というのは少なかった‥‥(ToT)

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