2013/1/6(日) ジャパンラグビートップリーグ2012-2013 第13節 (ホームズスタジアム神戸)
●あけましておめでとうございます
今年度こそは、最後に笑って終われるシーズンになって欲しいものです。
試合開始ぎりぎりに出向きましたので、スタジアムの外、チームブース周辺はえらい人でした。もうちょっと早く来た方が良かったなあ(^^;
天気がよかったのが幸いでした。ざっと用事を済ませて中に入ると、もう神戸の紹介VTRが流れてました(^^;
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 29-43 サントリーサンゴリアス
サントリー サンゴリアス |
前半 | 4 | 3 | 1 | 0 | 29 | 43 |
後半 | 2 | 2 | 0 | 0 | 14 | ||
T | G | PG | DG | 計 | 合計 | ||
神戸製鋼 コベルコスティーラーズ |
前半 | 1 | 0 | 1 | 0 | 8 | 29 |
後半 | 3 | 3 | 0 | 0 | 21 |
Kick Off 13:00
観衆 7,134
レフリー 麻生彰久(日本協会A)
アシスタントレフリー 吉浦忠孝(日本協会A1)・吉川浩司(関西協会)・落田佳宏(関西協会)
マン・オブ・ザ・マッチ ジョージ・スミス(FL)
スコア等
前半
サントリー 4分小野晃征(ニコラス ライアン○)、15分PGニコラス ライアン○、17分小野澤宏時(ニコラス ライアン○)、25分小野澤宏時(ニコラス ライアン○)、36分小野澤宏時(ニコラス
ライアン×)
神戸 10分PG山本大介、41分フレイザー・アンダーソン(山本大介×)
後半
サントリー 12分有賀剛(小野晃征○)、29分ジョージ・スミス(小野晃征○)
神戸 10分ジョシュ・ブラッキー(山本大介○)、21分ジョシュ・ブラッキー(山本大介○)、34分鈴木敬弘(ピーター・グラント○)
出場選手
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
出場選手:1平島 久照 2松原 裕司 3山下 裕史 4伊藤 鐘史 5安井 龍太 6谷口 到 7ジョシュ・ブラッキー 8マパカイトロ パスカ
9猿渡 知 10山本 大介 11大橋 由和 12今村 雄太 13フレイザー・アンダーソン 14濱島 悠輔 15正面 健司
16木津 武士 17吉田 永昊 18林 慶鎬 19鈴木 敬弘 20佐藤 貴志 21ピーター・グラント 22井口 剛志
サントリーサンゴリアス
1尾崎 章 2青木 佑輔 3畠山 健介 4ティモシー ボンド 5真壁 伸弥 6ジョージ・スミス 7佐々木 隆道 8小澤 直輝
9日和佐 篤 10小野 晃征 11小野澤 宏時 12ニコラス ライアン 13平 浩二 14長友 泰憲 15有賀 剛
16金井 健雄 17池谷 陽輔 18篠塚 公史 19元 申騎 20宮本 啓希 21村田 大志 22トゥシ・ピシ
太字はキャプテン
●今日のスタンド
さすがに前節ほどではありませんが、よく入ってました。先の決戦を睨んだ、メンバーを落とした死んだふり合戦(としか見えない)なのに。ありがたいですよねえ。
というか、シーズンを通して見ればこの戦いは正しいでしょうが、試合を見に出向いた身には、分かってても釈然としないものが。うむぅ……。
●試合
この本拠地三試合を見ていて思うのですが、試合の入りが良くないですねえ。だいたいここでリードを奪われ、追いかける展開になってます。後半の後半という弱点がなくなった代わり、なんてことはないですよね?
それでなくてもベストメンバーじゃないのに、開始5分で主力の二人が痛みます。CTB今村雄太が出血して一時退場し、慌てて井口剛志が。No8マパカイトロ
パスカが足を痛め、鈴木敬弘と入替となりました。元々厳しかった所にこれはきつい。特にマパカイトロ。FW戦の核ですものねえ。
悪いことは続くもので、さらにゲームキャプテンでもあったLO伊藤鐘史がシンビンで10分間の退場となります。大体前半の16分から10分間。
上のスコアにもはっきり現れてますが、この一人少ない間に、通常より開いた間隙を相手のエース、WTB小野澤宏時にこじ開けられ、失2トライ。これが最後まで大きく響いてしまいました。そこでスタジアムの空気が一気に冷えてしまいましたからねえ。嗚呼……。
神戸ファンの視点を外して見れば、小野澤のらしい走りは実に見事でしたが。
前半の最後、神戸のファーストトライはSO山本大介からのキックパスをいつものようにキャッチしたCTBフレイザー・アンダーソン。山本のキックパスにも驚きましたが、フレイザー、ここまで毎回やってたら絶対マークされてるはずなのに、よくキックパスからのトライを決めるものです(^^; 絶対マークされ、研究もされてるはずなのに。BKとしては規格外に大きい193cmの身長だけではないですよね。さすがは元ラグビー・リーグのスター選手。
その後、後半に取ったジョシュ・ブラッキーの2トライは、いずれもBK・FW問わずボールを繋ぎ、ムービング・ラグビーはこれだ、という鮮やかで爽快なものでした。攻めたら取れるんですよねえ、今のチーム。
ただ、3トライ&ゴール差(21点)を2トライ&ゴール差(14点)の間を行ったり来たりでは、サントリーファンには安心でも、神戸ファン的には盛り上がる一歩手前でへし折られてばかりで、しんどかったです(^^;
伊藤鐘史のシンビン中以外も、今季の神戸らしくないトライの取られ方をしたのは、メンバーが大きく変わってたからというのもあるのでしょうか。もちろん、それだけサントリーが強いというのもあるでしょうけれど。プレーオフに向けて、修正ポイントが洗い出せたのはいいことです。ミスが多かったのは、モチベーション的なものものあったのかな、と思ってます。
途中、負傷退場したSH猿渡知、大丈夫でしょうか。かなり痛そうでしたが。入替で出てきた佐藤貴志はさすがのプレーぶりでした。でも最後に勝つためには、SHならリザーブと合わせた二人の力量が大切ですからねえ。
試合終盤、ブラッキーに替わって入ってきたベテラン、LO林慶鎬。ジャージ姿、なんか久しぶりでした。
●試合を終えて
今季、試合観戦は兵庫県内にしか行けてないのですが、これで4試合観戦して、1勝3敗です。なので正直、プレーオフ進出の実感があまり……(^^;
まあ、今日の敗戦はともかく、12月の2敗は強いチームの負け方でしたし、他の試合もいくつかは映像を見たり、そうでなくてもレポートは見てるので、疑いを持ってるわけではないのですが(^^;
この敗戦からどれだけの糧を得られるか、ここからがいよいよ決戦です。頼みますよ!
●おまけ
・ 会場に向かうべく地下鉄を並んで待ってると、前にいた女性が鬼の首でも取ったような勢いと目つきで「ここ、女性専用車両の場所ですよ!」と。試合開催時は違うんですが、アナウンスもなく、掲示も近くに見当たらず、ここでやりあっても気分悪いだけなので、はいはいと退散。思えばこの時点で既に巡りが悪かったんですよねえ。その車両、結局半分近くが男性の乗客だったんですが。はい、後で見つけた掲示。
・ ミント神戸のスタンプラリー、申し込んできました。当たるといいなあ。
・ ファンクラブの来場ポイントが100貯まったので、特製カレンダーが頂けるようです。後日郵送とのことだったので、住所書いてきました。……でも、ポスタータイプだとうち、貼る場所ないんですよねえ。どんなだろう。
・ タマノイ酢のカード、今日は大窪光選手でした。
・ いつも頂く応援フラッグですが、今日は透明のビニール袋入りでした。中身はいつもと同じように見えましたが、何か違ったんだろうか?
・ この試合の応援グッズとして、クリアファイルと応援ボードを頂いたのですが、神戸とサントリーのリバーシブル仕様でした。なるほど、アディダスジャージ繋がりですか。「all
in for rugby この国に、ラグビーを取り戻せ。」いいコピーです。
・ ハーフタイムに歌を披露してくれた、パーマネントフィッシュの皆さん。素敵な歌声でした。前半の展開で気分が萎え萎えになってなければもっと聞き入れたんですが、申し訳ないm(_
_)m
・ 今年一年かけてトップリーグ全体で行われていた、ラグマッチョ総選挙。今日表彰式があったのですが、神戸の前川鐘平選手が投票結果、1位だったそうです。おめでとう! ……ま、絶対勝つとやる前から思ってましたが。ご覧の通り、彼の肉体は尋常じゃありませんから(^^;
・ グラウンドキーパーの皆さん、今日もお疲れ様ですm(_ _)m
・ 場内アナ、盛り上げようと頑張ってらっしゃいましたが、サントリーが突き放すトライを上げて、場内の大半を占める神戸ファンがぴくりとも反応するわけもなく。
・ 試合後、選手がクールダウンする横で、苑田右二ヘッドコーチ。
・ いつもFW陣を中心に、試合後一人ひとりねぎらってまわるカンピーこと、スティーブ・カンバランドコーチ。見ててほっとします(^^;
・ 帰りの地下鉄、いざ降りようとしたら切符を落としてました。今日はとことんまで巡りが悪かったです……。次回は今日の分を熨斗つけて返せるくらい、いい巡りであって欲しいです……orz
●次の観戦予定
未定。多分日本選手権
プレーオフは全て関東ですし、日本選手権の花園での神戸の試合、ですかねえ。
プレーオフの準決勝、最終的にリーグ戦を4位通過となった神戸製鋼は、1位通過のサントリーと19日(土)に秩父宮で戦うことになりました。
同じ相手と連戦というのは妙な感じですが、こちらも、向こうも、メンバーをガラリと替え、別のチームになるのは間違いありません。ここから、です。
さすがに現地には行けないのですが、何か観戦する手段があるといいなあ。