2009/9/19（土）
ジャパンラグビートップリーグ2009-2010　第3節　（京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場）


●京都へ行こう
　夜勤明けでフラフラでしたが、行ってきました。
　何年ぶりかで阪急神戸線に乗ったら特急の車両が色々変わってて驚きました。ロングシートに仕切りが出来てたり、ドアの上にモニターがついてたり、車両間のドアが自動扉になってたり。京都線ではそういうものはなかったので、まだこれからなんですかね。
　十三で乗り換えのために列車待ちをしていると、スティーラーズの帽子を被った人、バッグを持った人、Tシャツを着た人、選手の話題をしているグループと、ああ、これから観戦に行くんだなあという人が散見されました。こういうのを感じるのも観戦に行く楽しみの一つなんですよねえ。

　西京極のスタジアムに着いた時はまだ16時前でした。試合開始は17時。家を出る前にもうちょっと仮眠できてたな(^^;
　神戸のブースにはいつものように人が群がってましたが、クボタのブース前は無人でした……クボタは社員動員が元気だから、かな。試合後はそれなりにいたし。一般ファンはあまりいないんだろうか。

神戸製鋼コベルコスティーラーズ　15-16　クボタスピアーズ

Kick Off 17:00
観衆　3,359
レフリー　麻生彰久
アシスタントレフリー　吉浦忠孝・橋元教明・加藤真也
マンオブザマッチ　カトニ・オツコロ

スコア等
　前半
　　クボタ　8分PGシェーン・ドゥラーム○、28分DGシェーン・ドゥラーム○
　　神戸　4分PG山本大介○、22分PG山本大介○、26分PG山本大介○、31分PG山本大介○
　後半
　　クボタ　7分カトニ・オツコロ（シェーン・ドゥラーム○）、10分PGシェーン・ドゥラーム×、32分PGシェーン・ドゥラーム○
　　神戸　17分PG山本大介○

出場選手
　1平島 久照 2松原 裕司 3山下 裕史 4小泉 和也 5近藤 洋至 6林 慶鎬 7ジョシュ・ブラッキー 8谷口 到
　9苑田 右二 10ジェームス・ヒルゲンドルフ 11今村 雄太 12菊池 和気 13山本 大介 14大畑 大介 15ティナス・デルポート
リザーブ
　16安江 祥光 17山内 雅延 18橋本 大輝 19パスカ・マパカイトロ 20後藤 翔太 21大橋 由和 22陣川 真也
太字はキャプテン


●今日のスタンド
　試合開始前の16時30分、まだ十分に明るいですが、照明が灯されました。試合中に点灯するよりは選手も違和感を感じずにプレーできるでしょうしね。
　今日は試合前の整列なしでした。入場したらいきなり選手がサインボールの投げ込みを始めてびっくりしました。



●試合
　去年から神戸の戦い方は基本的にこれですねえ。チャンスがあれば片っ端からPGを狙っていき、コツコツと得点を積み重ねるという。これにトライが絡んでいれば文句はないんですが、トライが減ってますからねえ……欲求不満が溜まります。でも、それとは別に去年と同じく異様な成功率の高さを誇る山本大介のプレースキックは楽しいです(^^;
　今日はキックオフのボールをあっさり取られて攻め込まれるシーンの多さが印象に残りました。クボタがきっちり研究してきていたってことなんでしょうか。
　ラインアウトもウォレスハリソンがいないだけでこんなに頼りなくなってしまうとは。近藤洋至、もっとしっかりしてくれ……。
　デルポートのフィールディング、今日は珍しくミスが目立ったような……致命的なのはなかったですが。

　クボタのプレーは一つ一つが激しいというか、気持ちが見えました。ボールを持ってアタックするだけでも、神戸よりゲインできてたケースが多かったのでは。帰化したホラニとオツコロが注目されてますが、日本人選手もいいプレーしてました。
　そしてもちろんというか、大黒柱のシェーン・ドゥラームはさすがでした。キックの正確さももちろんですが、パスやアタックを含めた判断力が見事でした。

　神戸も何度も相手ゴール前に攻め込むんですが、そこで取りきれませんでした。ブラッキーの負傷退場で早めに出てきてたマパカイトロも不発でしたし。最近こんなのばっかりですね。だからこそのPK選択なのかもしれませんが、もしそうだとしたら単なるジリ貧では。
　後半の終盤に攻め込んだ際、しつこく攻め続けてスピアーズのディフェンスラインと根競べになりかけてたのに、中途半端なキックパスでチャンスを手放し、逆に自陣深くに攻め込まれたのにはガッカリでした。あそこが今日の限界でしたかねえ。

　今日神戸公式戦デビューのSOジェームス・ヒルゲンドルフは……春の練習試合での高評価が多かったので期待してたんですが、正直ガッカリでした。キックは森田恭平と比べるのはさすがに可哀相ですが、どうしても頼りなさが目に付きました。伸びないタッチキックとか、試合終盤のゴール前でのガッカリキックとか……。外国人選手って、なんでここぞの場面で蹴りたがるのかなあ……。突破とディフェンスは普通にいいけど、パス回しはなんか素直で、回した先にはぴったりクボタの選手がいて、抜ける感じがしませんでした。自陣ゴール前から蹴らずに持ち出そうとして早々に潰されたりもしてたし、どうなんだろう。
　ポジションがポジションですし、チームにフィットするのに時間がかかるでしょうからもうダメとは言いませんが、今日に関してはダメでしたね、残念ながら。

　あと、菊池和気・山本大介のCTBコンビはどうなんだろうとも思いました。二人ともいい選手ですが、ディフェンスはともかくアタックに関しては物足りませんでした。

　やっぱりジョシュ・ブラッキーがスタメンで出てるといいですね。運動量の豊富さ、常に隙あらばボール奪取を狙ってるのが素人目にもよく分かりました。

　今村雄太のWTB11番は力強さがあってアリだと思いましたが、その布陣を活かすならCTBでもうちょっと相手を引きつけ、崩すことの出来る大ゴマが必要だなあとも思いました。今の戦力でいえばフレイザー・アンダーソンを13に……かなあ。11で出た過去二試合は目立ってませんでしたが、どれくらい機能するんだろう。

　山本大介のプレースキックはさすがでした。もう、信頼できるレベルかなと。後半のほぼ正面とはいえ、逆風40メートルを決めたのは凄かった。（蹴る瞬間だけ風が弱まったのも確かですが(^^;）　試合前の練習の最後、自陣からのゴールキックの練習をしてました。さすがに外れたのでセンターラインから蹴って入れて終わってましたが、さすがです。
　
　でも、ノートライではそうそう勝てませんよね、やっぱり……。


●負けて反省
　結果論ではなく、試合前のメモに「ウォームアップでの気持ちの入り方はクボタが上。大丈夫か？」と書いてました。大丈夫じゃなかったですね……。見てませんが、開幕のサントリー戦のウォームアップがこんなだったら絶対負けてたろうと思いましたから。

　試合後にスタンドで隣に座った人とも少し話しましたが、今日は力負けでした。勝てるイメージが湧きませんでした。でもだからこそ、行ってよかったです。直に見たおかげでこの負けに納得できましたから。そりゃあ負けるわ、と。少なくとも今日は、素直にクボタが神戸より強かったです。去年からの伸び、ここまでの戦績からも侮れない相手だというのは分かってましたが、見事でした。

　しかし、ここで立て直せなければ大畑のキャプテンシーにも疑問が及びかねません。試合前の雰囲気なんてのはキャプテンが締めれば大分変わっただろうと思いますし。そういや今日は伊藤剛臣がいなかったのも響いたのかな……。去年もここでサニックスに負けてから目が覚めてましたから、そうなればいいんですが。

　などとダメ出ししまくってますが、1点差の敗戦なんですよねえ……。


●おまけ
・　クボタの試合はこれを見ないと落ち着かなくなってしまいました(^^;

・　そしてマスコットのスッピーくんも元気でした。そういや今日はコーロクン見てないような。

・　クボタの動員バスは去年のトヨタに比べれば少ないものの、元気でした。勝ったから当然でしょうが、それでもラグビー観戦を楽しんでくれれば幸いです。

・　神戸の動員？　見た覚えないですが。　というか社員臭がしてたら完全部外者の僕は果たしてファンになってたかどうか……。ラグビーファンになるのが遅れたのも、その先入観でなかなか見なかったからですし(^^;
・　タマノイ酢ブースでの選手カード、今日は試合前に三枚、試合後に憂さ晴らしに二枚いきました(^^)/　結果は平島久照、伊藤剛臣、山本大介。そしてコーロクンと大畑大介でした。上々です(^^)/　特にコーロクンは嬉しい。あるのは前半戦のみらしいですし。カードホルダー買わなきゃなあ。
・　タマノイ酢の飲料は酸っぱいから苦手って人が多いですが、僕は好きです。今年新発売のビタミン1日分（黄色いパッケージ）がいい感じにマイルドでかなり好みです(^^;
・　今年のFOR ALLグッズのチームストラップ、神戸はせきずい基金に募金したらもらえるんですね。去年まではステッカーでしたっけ。ここの担当に濱島が入ってるのは上手いなあと思いました(^^;

・　カンバーランドコーチが試合前の空いた時間にスタンドの子供とパスをして交流してました。こういうのっていいですよねえ。
・　子供達も「スティーブ！」「カンバーランドコーチー！」とちゃんと名前を呼んでましたし。いいなあ。
・　試合中に選手に向かって「サイン下さい」と連呼する子供はどうかと思いましたが、後藤翔太に向かって言ったら「後で」と返され、それからは大人しく観戦してました。
・　子供が自主的に神戸を応援していたり、タグラグビーの知り合いをつれてきてプレー解説していたりとか、見知らぬおっちゃんが子供に声をかけていたり、西京極は他のスタジアム以上にアットホームな気がします。
・　それにしても西京極には魔物がいますねえ。去年はサニックスに22-25で破れ、一昨年は初昇格の九州電力に33-31の辛勝。三年前はリコーに19-8で勝ってますが、いずれにしても競った試合になるんですよねえ、なぜか。
・　ここの場内アナウンスはスピーカーかマイクが古いのか、音が篭って何を言ってるのか聞き取りにくいです……。

●次の観戦予定
　10/11(日)14:00〜　トップリーグ第五節　神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs. NECグリーンロケッツ　ユニバー記念陸上競技場（12時からトヨタ-サニックスあり）
　さすがに来週の平日ナイターの秩父宮には行けませんからねえ……テレビ中継ないので行きたかったんですが……。この敗戦イメージを持ったまま三週間を過ごさないといけないのは辛い……。

2009/9/12（土）
ジャパンラグビートップリーグ2009-2010　第2節　（長居スタジアム<長居陸上競技場>）


●あけましておめでとうございます(^^;
　先週の開幕戦は行けませんでしたので、今日が自分にとっての今季開幕戦でした(^^)/　が、あいにくの雨、しかも本降り……。それでも夜勤明けの身でなんとか起きられたので、出かけました。6月のJWC以降、ラグビーどころか遊びに出ることすら一回もなかったからなあ……気持ちよかったです。

　去年は大阪からは地下鉄で行ったんですが、今回はずっとJRで行ってみました。降りたのは鶴ヶ丘駅。

　駅内はサッカーのセレッソ大阪の応援で染められてるんですね。ラグビーもこんな感じの駅があるといいなあ……ラグビー人気の向上ももちろんですが、フランチャイズ制にならないと無理ですね。改装後の東花園には期待したいところですが。

　長居駅から歩いた前回と比べ、思った以上に近かったです。これはいいや。それにしてもずっとかなりの降りが続いているのに、これだけの人出があるとは。みんな好きですねえ(^^;
　


●長居スタジアム
　協会主催のトップリーグスタンプラリーは今年から雨の日ポイントがもらえるので、今日一回で二つもらえました。これで次回観戦に行けば、チケットがもらえます(^^)/
　スタジアムに入ってからも時間があったので、スタンドをぐるりと巡ってみたんですが、すぐ横に長居第二がありました。先週の開幕節、神戸-サントリー戦はこっちだったんですよねえ……。自分は行ってませんが、いくらキャパ的になんとかなるとはいえ、タイミング、カード的にその仕打ちはあんまりだよな器にしか見えないんですが……。

　今日の長居は入れるエリアが制限されてました。キャパが大きすぎるから、管理上当然ですが。今日は雨だったので、そのエリアの中でもさらに屋根の下に人が集中してました。けど、そんな客席エリアでも、去年と同じくシートが汚れたまま……拭いたりしないのかな。それはしょんぼりでしたが、こういう天気の時に大きい屋根がかかっているのはありがたいです。

　試合前のチアパフォーマンスとして、ジャンプスというグループが出てました。小さいお子さんで、この天気でも実に元気でした。子供は雨に濡れるのも結構好きだったりしますからね。むしろ親御さんの方が気が気じゃなかったのでは(^^;

近鉄ライナーズ　31-3　九州電力キューデンヴォルテクス

Kick Off 17:00
観衆　4,430
レフリー　アンソニー･ロシアン（HK）
アシスタントレフリー　鈴木律・小原淳一・門間敬典
マンオブザマッチ　キム・チョルウォン


●今日のスタンド
　長居は座席数が多いので、そんなに入ってるように見えませんね。それでも人はそれなりに固まっていたので、それほど寂しい感じはありませんでした。
　それにしてもよく降ってました。試合を通してほぼ本降りでした。まだ九月半ばだというのに、結構寒かったです。
　


●試合

　近鉄がキックオフから逆襲して、そこからじっくり攻めて早々に先制します。これで余裕が出たのか、その後も押し気味に試合を進めていきます。
　反対に九電は前半にPKを二つ外したのが響きました。FBナイジェル・スタニフォースは期待の大物なんですが、今日は調子が悪かったのかな？　決めてればまた展開も違ったんでしょうが、得点できなかったので、徐々に近鉄がゲームを支配していきました。


　そういう試合の流れもあってか、接点では近鉄が勝ってましたし、強い雨によるハンドリングエラーも九電の方が多かったです。少なくとも、ここぞの場面でミスするのはほとんど九電側でした。特に前半の終盤、ゴール前に攻め込んだ際に、後一歩のところでミスでチャンスを手放してしまうシーンが再三あったのが痛かったです。
　また、個人的に九電は素早いパス回しによる展開ラグビーが大きな特徴の一つだと思っているんですが、この天気ではそれを発揮しようもなかったですね。そういえば開幕から二試合、九電のSOはティム・アトキンソンですね。齊藤玄樹はどうしたのかな。
　そんなこんなで、結局九電は敗れました。試合前から近鉄に分があるとは思ってましたが、ノートライ負けは厳しい。

　近鉄はアグレッシブさがいい方に出てましたね。客席の盛り上がりも凄かった。さすが大阪、地元のチーム。こうやってどんどん近鉄が盛り上がってくれれば、神戸はもっと神戸で試合できるようになったりしないかな(^^;

　今日の香港協会のロシアンレフリーは笛が多かったように感じました。そういうタイプのレフリーなのか、日本のラグビーとの相性なのかは分かりませんが。というか、香港協会ってことは、2019に向けてのテンダー・フォー・アジアの一環なのかな。去年までのオーストラリア協会のレフリーが吹くのとは方向性が違いますよね。


●おまけ
・　試合前に神戸のブースに寄った後、九電のブースに寄りました。ノートが欲しかったのと、応援ソングを聞きたかったので。九電は好きなチームなので、頑張って欲しいなあ。
・　試合前に流れた九電のプロモーションビデオ、凄く格好よかったです。ネット上で見れるようにならないかなあ。近鉄はビデオ自体がないのか、選手紹介のみでした。
・　試合中、ビールの売り子がいました。ラグビーの試合でビールの売り子って違和感が凄かったんですが、まだ九月だからですかね(^^;

神戸製鋼コベルコスティーラーズ　12-9　福岡サニックスブルース

Kick Off 19:03
観衆　6,768
レフリー　戸田京介
アシスタントレフリー　細樅勇二・加藤真也・東野竜平
マンオブザマッチ　大畑大介

トライ等
　前半
　　サニックス　32分PG田代宙士○
　　神戸　17分大畑大介（森田恭平×）
　後半
　　サニックス　15分PG小野晃征○、26分PG小野晃征○
　　神戸　9分谷口到（ティナス･デルポート○）

出場選手
　1平島久照 2松原裕司 3山下裕史 4小泉和也 5アダム・ウォレスハリソン 6林慶鎬 7橋本大輝 8谷口到
　9苑田右二 10森田恭平 11フレイザー・アンダーソン 12菊池和気 13今村雄太 14大畑大介 15ティナス・デルポート
リザーブ
　16村上正幸 17山内雅延 18ジョシュ・ブラッキー 19伊藤剛臣 20後藤翔太 21山本大介 22陣川真也
太字はキャプテン


●今日のスタンド
　正直なところ、第一試合より増えた気がしません(^^;　自分の周囲の近鉄ファンはしばらく見てから続々と帰って行ってましたし。
　雨はさらに激しさを増して降り続けてました。後半に入ると雨雲が抜けたのか、一気に弱まりましたが。
　


●試合
　序盤は五分の立ち上がりでした。サニックスは去年敗れた相手で決して侮れないのは分かってますし、激しい雨で様子を伺いながらだったんでしょうか。

　先制はさすがというか、キャプテンWTB大畑大介のトライでした。確かに本人の言うようにごっちゃん気味でしたが、そこにポジショニングできてたというのもトライの嗅覚ですからね。さすがは世界のトライゲッター。とはいえ、全盛期をちゃんと見てない身としては、もっとどんどん取りまくって欲しいというのが本音ではあります(^^;

　先制トライに繋がるプレーとして、ラストパスではありませんが、SO森田恭平のキックパスも良かったです。年々精度が上がってきてます。一気にブレイクとは行きませんが、着実にレベルアップしていってます。
　森田はその数分後にラックに参加する際、足を変な形でついたか外から力がかかったかで足の付け根を痛め、交代となってしまいました。大丈夫かな……せっかく今年はいい感じで来てるのに。


　先週のサントリー戦でも思いましたが、神戸のセットプレーは向上が著しいです。今日もスクラムとラインアウトは安心して見ていられました。ラインアウトはHO松原裕司がついに魔球を投げなくなったっぽい(^^;のも大きいですかね。
　でも、 雨の試合とはいえ、相変わらずの決定力の貧しさは本当になんとかならないものか。セットプレーが優位ってことはボール支配率も優位なわけで、そんな中で2トライのみってのは……。サニックスのディフェンスも確かに頑張ってましたが、神戸にも問題があります。攻め込んだ末のゴール前ノックオンとかもありましたが、それはさすがに雨のせいかな……。

　神戸のディフェンスは去年から引き続き、安定してました。今日もトライをされる気がしませんでしたし、信頼できるレベルになってきた気がします。
　サニックスも本当にいいラグビーをしてました。ディフェンスはいいし、足は止まらないし。サニックスはこの後の戦い次第ですね。それによって、神戸に相性がいいのか、総合的な力がついてきたのか判断したいです。後者なら面白いんですがねえ。


　後半になると雨の激しい区域は抜けましたが、コンディションが悪いのは変わらなかったので、ラグビーはそんなに変わりませんでした。ハンドリングエラーは少しは減ったかな。
　ノートライでPKのみのサニックスに三点差に迫られてのゲーム終盤は、さすがにドキドキしました。いくらディフェンスが良くても、何かのはずみで抜けられたらそれで終わりでしたからね。


●選手あれこれ
　CTB今村雄太は守りがよくなりました。春の代表でいい守備をしてたのもたまたまではなかったようです。でも、ここまで二試合、いいアタックは見れてないなあ。いつスイッチが入るんだろうか。早いうちに頼みますよ。
　FBティナス・デルポートのプレーの安定感は本当に凄い。こんな雨でもキャッチミスやノックオンをするイメージは全くありませんでした。
　ルーキーのFL橋本大輝、二年目のNo8谷口到、与えられているチャンスでしょうが、なかなか頑張っています。後半になってジョシュ・ブラッキーと伊藤剛臣が入ってきて、リズムが変わるのが楽しみなのも確かですが(^^;

　後半の後半に、第一節では出番のなかったSH後藤翔太が出てきました。やはり彼が入るとリズムが変わり、大きく攻め込むシーンも見られました。早くスタメンに戻ってきて欲しいものです。そして、個人的には森田とコンビを組んでもらいたい。ヒルゲンドルフもいいらしいですが、まだ見たことがないのでそっちはなんとも言えません。
　しかし後藤、夏の練習試合には出てましたが、現状この起用ってことは、まだ完調には戻ってないんでしょうかねえ。首の故障だけに、焦らず治してもらわないといけませんが。



●勝って反省
　正直なところ、今日の神戸の試合はダメでした。勝ったのは良かったですが、特にアタックで反省するところが多すぎます。ま、勝って反省できるんですからいいことなんですが。ノーサイド後の円陣も、遠いからよく分かりませんが笑顔はなかったようにも見えました。

　毎年第二節は苦戦してますが、今年もその流れにモロに乗っかってしまいましたね。ちなみに去年はIBM相手にノートライで12-9の勝利でした。……今年と同じスコアですね(^^;
　ともあれ、しっかり立て直して来週の試合に臨んで欲しいと思います。



●おまけ
・　試合前にチームブースに立ち寄りましたが、やはり雨の日はやりにくい。
　まずは神戸ブースで旗とパンフを。旗のデザイン、チーム名のみになったんだ。コーロクンがいないのは、渋くていいかも。パンフは小さくなったなあ。経費節約の関係かな？
　マウスパッドを買いました。思っていたより小さかった。かわいいけど、大きく動かす性質なので、少し慣れが必要かも。
　オフィシャルファンブック、今年のスタンプラリーで何かもらえるのは全試合達成時のみなのか……って、既に無理やん(^^;
　数量限定発売のウィンドブレーカーも見せてもらったけど、シンプルでいいですね。普段も着れそう。でもお金がなくて買えず。買えるまで残ってるかな(^^;

・　タマノイブースでいつもの人達に新年の挨拶をし、ドリンクを購入。今年はもう選手カードくじをやってるんだ。今年は10月末までとそれ以降と、2バージョンあるらしい。それは頑張らねば。今回は松原と苑田が当たりました(^^)/　コーロクン欲しいなあ。
・　試合前のプロモーションビデオ、中川家がえらく出張ってましたね。正直違和感が。吉本と提携してるからかな……？　悪くはないですが、もっとシンプルに、選手のプレーを格好よく見せてくれる方が好みです。今日のプロモでは、九電のが一番だったなあ。
・　試合中のビジョンには、対戦カードを示す表示がずっと出てました。秩父宮では何度か見たことがありますが、なかなか雰囲気あっていいですよねえ。ビジョンのないスタジアムでは見れないのが残念です。ラグビーのスタジアムも、もっとたくさんビジョンつきになって欲しいものです。

・　山本大介と谷口到が親しげに話してたので、同期でもないCTBとNo8なのに珍しい組み合わせだなと思っていたら、二人とも筑波大出身でした(^^;

●次の観戦予定
9/19(土)17:00〜　トップリーグ第三節　神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs. クボタスピアーズ　西京極
　テレビ中継がないので行かないという選択肢はないのですが、西京極は乗り換えの手間は少ないけど時間とお金がかかるんですよねえ……。その前に間に合う時間に起きられるかがものすごく不安ですし。クボタは去年も一筋縄では行きませんでしたし、今年もここまでNEC、ヤマハと撃破している台風の目候補。なかなか怖い相手です。
　関係ないですが、クボタスピアーズのロゴはTLの中で一番好きです(^^;

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