2007/2008シーズン
9月

2007/9/15(土) 練習試合
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 36-5 豊田自動織機 (灘浜グラウンド)

豊田自動織機 前半 0 0 0 0 0 5
後半 1 0 0 0 5
    PG DG 合計
神戸製鋼
コベルコスティーラーズ
前半 3 2 0 0 19 36
後半 3 1 0 0 17

Kick Off 14:00
観衆 不明
レフリー 



●灘浜の前にちょっと寄り道
 7月のラグビーフェスティバル以来の灘浜です。今回はちょっと気分を変えてJRから行ってみたんですが、最寄の住吉駅に着いた時、まだ時間があったので、かねてから気になっていた六甲ライナーに乗ってみることにしました。

 ポートライナーと同じく、車輪がゴム、無人走行なんですね。その関係で、加速の速さ、鉄輪とは違う乗り心地、カーブの急さなど、独特な乗り心地を楽しめました。
 窓も大きく、眺めも良かったんですが、マンションの近くを通る時は、瞬時にガラスが白く濁りました。このプライバシー保護システムは、シンガポールで体験して以来だなあ。

 終点まで行って引き返し、南魚崎で下車。実は灘浜グランドに最も近い鉄道駅はここだったりします。

 あと、灘浜グランドに向かう途中のコンビニに立ち寄った時、丁度ロン・クリブ選手が買い物してました(^^;
 グランドの中で見ても大概でかいですが、日常の風景の中で見ると、そのごつさがさらに際立ちます。半端じゃないです。


●灘浜グラウンド
 何回来ても、ここはいいです。周囲は工場や現場ばかりで、正直いい環境とは言いかねるんですが、このグランド内は実に鮮やかで気持ちいいです。ここに早めに来て、選手の練習や雑談を見ながらのんびりするのがすっかりお気に入りです(^^;
 


●前半戦
 両チームの選手が出てきました。豊田自動織機は濃い臙脂(ブラウン?)のジャージ。ということは、色が被るから神戸製鋼は白いセカンドジャージだな。初めて見る……と思っていたら、


 青い。確かに以前のセカンドは青でしたが、二年ほど前から白になってたはずなんですが……戻したのかな? 色鮮やかで、これはこれでいいんですが。
(選手のジャージの背中を見ると、「神戸製鋼100」と刺繍したタグがありました。それって確か2005年の話ですね。昔のやつかな。)


 それにしても暑い。じりじりと照りつける日差しは、まだ十分な力を持ってました。


 ファーストトライは前半WTB11番に入った高倉のインターセプトからの独走(最後は追いつかれかけてましたが(^^;)トライでした(^^)/

 今日はディフェンス、なかなか良かったように感じました。タックルは複数でしっかり入ってましたし。相手13番、190cm110kgの巨漢サタラの突進も、一度も突破を許さなかったはずです。何度か歓声が上がるようなビッグタックルも決めてました。
 おかげで幸か不幸か、7月のNEC戦で気になった、一度突破された後のカバーリングが上達したかどうかは確かめる機会がありませんでした(^^;



 前半の途中、雨が降ってきました。さっきまであんなに晴れてたのに。降りだしたと思ったら、あっという間に土砂降りになりました。ほとんどのお客さんは、慌てて傘を差しつつ、屋根のある観客席中央部に避難してました。7,8割方埋まっていた座席が、その間だけガラガラになりました。僕は、去年のFC入会記念プレゼントで貰ったポンチョを着込み、そのまま観戦を続けましたが。同じようにポンチョなりの雨具をさして動かなかった人も、それなりにはいたような。
 混んでいるスタンドを避け、グランドまわりで観戦していた人も、慌てて木の下などに逃げ込んでました。えらい降りでしたからねえ。


 前半が終わる頃には雨もあらかた上がりました。その後、林副務が濡れた座席を拭きに回ってきてました。そのホスピタリティーには頭が下がります。お疲れ様です。

 試合はその後、前半に2トライを加えたのですが、その3トライ目は個人的にスカッとしました。敵ゴール前、左サイドの真ん中あたりから、森田のロングパスが一気に右サイドの外端にいたWTBおがじんこと小笠原へ。一人余っていた小笠原は、そのまま一気に加速してトライラインを突破。さすがはパス王子(^^;、見事なパスでした。



●ハーフタイム
 前後半でメンバーをがらっと変える神戸は一旦引き上げていきましたが、織機はずっとグランド内で円陣を組んでました。メンバーの交代も普通にしていただけのような。



●後半戦
 開始早々、相手キックオフのボールを取ってから一気の攻めでトライを取りました。さらにその3分後にも取りましたが、そのどちらにも後半はCTBに入った高倉の突破が効いてました。高倉、最近よく目立ってるような気がします。

 後半SOに入った大石は、コンバージョンの成功率は1/3でした。前半の森田が2/3ですが、その数字以上に外れ具合の大きさに、キックはまだまだなのかなと思ってしまいます。ゲームコントロールのことは僕にはよく分かりませんが、それ以外の部分は、アタックでもディフェンスでも、いい動きをしてました。


 後半17分、それまで神戸の守りを崩せなかった織機ですが、じりじりと押して行き、一本返しました。


 相撲にたとえると、安定した寄り切り勝ちのような試合でした。ただ、「超攻撃的」を掲げているんですから、いくらベストメンバーを組んでいないとはいえ、もっとトライを取って欲しかった気もします。ビッグゲインからあと少しというシーンも何度かあっただけに。



●ノーサイド



●帰路
 帰りはもう雨も降りそうになかったので、交通費削減のために歩いてJR住吉駅まで。思ったより遠くなかったので、これからの選択肢の一つになりそうです。
 


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